イスタンブールの穴場ゲストハウス『オールドシティホステル』に宿泊

トルコ

今回は、イスタンブールでおすすめのホステル(安宿)を紹介する。

私は、安全性や快適さも大事だが、多少の不便は旅の楽しみのうちだと思っている。そういう場所の方が、土産話ができたり、他の宿泊客との交流があったりするものだ。もちろん、アクセスの良さや宿泊料金も大事にしている。

そんな考えを持ってる人に、特におすすめしたいのがこの「オールドシティホステル」だ。

実際に3泊した私が、良い点だけでなく悪い点も含め、生の情報をもとに解説していく。

オールドシティホステルの基本情報


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ホテル名 オールドシティホステル (Old City Hostel)
住所 Alemdar Mh., Bestekar Osman Sk. No:9, 34110 Fatih/İstanbul, Turkey
宿泊料金相場 1200〜1400円(1泊、朝食付き)
部屋タイプ ドミトリー
(8人部屋、男女共用と女性専用の2種類)
チェックイン 到着日の午前12時以降
チェックアウト 出発日の午前11時まで

最寄りの駅は、トラム(路面電車)T1線のスルタナメット駅。駅からホステルまでは、わずか徒歩2分と好立地だ。T1線は、主要観光地のある旧市街を網羅し、他のエリアに行くことができるフェリー港のあるエミノニュ(Eminönü)駅も通る便利な路線だ。

部屋はドミトリータイプで、1つの部屋に二段ベッドが4つとユニットバスが1つある仕様。また、建物の1階はカフェとなっており、他の宿泊客と時間を気にせず過ごすことができる。

宿泊料金は、チェックイン時に現金払い。通貨はユーロとトルコリラから選ぶことができる。クレジットカードは使えないので注意したい。ちなみにチェックイン前やチェックアウト後も、フロントに大きな荷物を預けておくことが可能だ。

空港からのアクセス

イスタンブールには、アタテュルク空港とサビハ空港の2つの空港がある。今回は、アタテュルク空港からのアクセス方法を紹介する。

アタテュルク空港からオールドシティホステルまでは、電車とトラム(路面電車)で約50分だ。空港の到着ロビーからホステルまでの、「乗り換える駅」と「交通手段」を順に書いていく。

    1. アタテュルク空港到着ロビー出発
    2.   徒歩 所要時間約2分
        (荷物を受け取り、到着ロビーに出たら、建物を出ずに右手に進む。エスカレーターを下ると大きな廊下に出る。右手の奥まで進むと、地下鉄の駅だ。)

    3. アタテュルク空港(Atatürk Havalimanı)駅
    4.   M1A線地下鉄 イェニカプ(Yenikapı)行き 所要時間約10分(6駅)

    5. ゼイティンブルヌ(Zeytinburnu)駅
    6.   T1線トラム カバタシュ(Kabataş)行き 所要時間約30分(15駅)

    7. スルタナメット(Sultanahmet)駅
    8.   徒歩 所要時間約2分
        (乗ってきたトラムの進む方とは反対側に向かって歩き、3つ目の右への曲がり角で右折。Pasha Restaurantというお店が曲がり角の目印だ。すぐに左手上方に “Old City Hostel” と書かれた丸い看板が見えてくる。カフェの入り口から中へ入り、階段を上ると右手に小さなフロントがある。)

    9. オールドシティホステル到着
  • グーグルマップで検索すれば、所要時間や途中の駅などの必要な情報が全て揃う。

    現地でWi-Fiがない場合に備えて、事前に検索結果の画面をスクリーンショットしておくと安心できる。

    3つのおすすめポイント

    ここからは、オールドシティホステル3つのおすすめポイントを紹介していく。

    ①ロケーション抜群!

    何といっても立地が最高だ。観光地の集まる旧市街の「ど真ん中」にあるといってもいいだろう。

    アヤソフィア。キリスト教の大聖堂からイスラム教のモスクへと変えられた人気観光地の一つだ。

    市内の主要な場所を回るトラムの駅までは、歩いて2分。有名な観光地のアヤソフィアやブルーモスクまでは、たったの徒歩5分だ。あまり混雑していない朝早くから、観光に行くことも簡単にできる。

    通りを挟んで反対側には、アヤソフィアとブルーモスクを含んだ公園がある。朝散歩をすれば、人馴れした猫が近寄ってくる。

    また、近くにはレストランや売店も充実している。多くの店が早い時間に閉まってしまうイスタンブールにあっては、深夜まで営業しているマクドナルドやスターバックスが近くにあることは心強い。

    ②人や文化との交流が盛りだくさん!

    このホステルは、スタッフがとても気さくだ。観光を終えて帰ってくると、天井の低いせまっくるしいフロントから「楽しめたか?」と声をかけてくる。話をすれば、観光のコツも教えてくれる。

    トルコの朝は決まって、食パン、ハム、ゆで卵、トマト、キュウリ、チーズ、そしてチャイ。パンに付けるジャムやバターまで決まってるとか。

    朝は、最上階のテラスでトルコ式の朝ご飯を。せまい場所なので、ゆったりとチャイ(トルコの紅茶)を飲んでいれば、自然と周りの宿泊客と会話が生まれる。意気投合すれば、その日一日一緒に観光するなんてこともいいだろう。

    テラスからの眺め

    夜になると、1階のカフェに宿泊客が集まりビールで乾杯。私が宿泊した時はちょうどテレビでサッカーをやっており、その場に居合わせた人で試合観戦をした。ちなみにトルコで有名な水タバコも、このカフェで体験できる。

    また、日本人の宿泊客はあまりいない。国際的な交流が楽しめるのも、穴場のホステルならのた楽しみだ。

    ③とにかく安い!

    中心街にあり、トルコスタイルの朝食も付くのに、このホステルは安いのだ。シーズンや予約のタイミングで多少変わるが、1泊約1300円くらい。

    私の場合は7月に3泊したが、合計で約30ユーロ(当時の為替レートで約3900円)であった。洗濯機などの有料サービスを使わなければ、これ以外の追加料金はない。

    3つの注意点

    このように良いとこ尽くしのオールドシティホステル。しかし、地元感があるからこそ注意したい点がいくつかある。

    ①錠がないとロッカーが閉まらない

    部屋の中に個人のロッカーはあるが、カギは付いていない。取っ手に穴が空いているので、南京錠などを通すとカギを閉めることができる。

    基本的にホステル内の治安は良く、多くの宿泊者は荷物を自分のベッド、もしくは床に置いていた。ただし、パスポートや現金など本当に大事なものは、常に肌身離さず持っていることをおすすめする。

    ②たまにお湯が出ない

    私が3泊した中で、唯一最終日の夜だけはお湯が出なかった。暑い夏の季節であったので幸いだった。それ以外の日は、普通に出ていたので、頻繁に起きるものではないと思う。

    また、シャンプーなどのアメニティもない。日本から小袋のものを持っていくなどすればいいだろう。

    ③Wi-Fiは弱め

    インターネット接続は快適だとは言い切れない。私のベッドは部屋のはじっこにあったが、そこからだと接続が途切れ途切れになることもあった。これは場所が悪かったためで、建物の中心の方に歩くとすぐにつながった。

    しかし、せっかく旅に来ているのだ。全てネットで検索するのではなく、スタッフや周りの人におすすめのスポットを聞いてみるといいだろう。現地ならではの良い情報が手に入れられるはずだ。

    おわりに

    このように、オールドシティホステルを拠点にすれば、イスタンブール観光を満喫できるだろう。

    少し不便な点はあるものの、最低限の設備は揃っている。比較的安全に、旅ならではの楽しみを味わえるだろう。

    このオールドシティホステルに泊まることで、「見るだけ」の観光でなく、「肌で感じる」旅になることを願っている。